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暇なので数学の話をひとつ。20世紀初頭にポアンカレという数学者がいたが、この人相対性理論の出現を予測した人でも有名だが、数学とは2つのものを一つにする技術
といった。例えば原子の地球で目の前のリンゴが3個あったとすると、日にちが3日
あったとする。このリンゴの数と日数は同じ3だと人類がきずくのに、何億年もかかっ
ただろうと言われている。高校レベルでは、ベクトルは空間ベクトルであり、要素が
3次元までの行列である。要するに空間上のベクトルと行列は同じものだという、同一視がみられる。
大学の物理になると、これにもう2つ加わる。関数とテンソルである。テンソルとはなにせ前にも書いたが相対論は4次元を扱う学問なので、4次元以上のベクトル、ようす
要素が多くなったベクトルということである。
あと関数であるが、これはまだ不勉強なのでご勘弁を。まあ、大学の物理では、行列、ベクトル、テンソル、関数を同一に扱うということであります。
ご清聴ありがとうございました